動画 rat&Aliboo 5https://www.youtube.com/watch?v=6kElQLqLhmIPistolhttp://youtu.be/VhYoB2n7WEwサンプルを重ね合わせたレイヤーの表面にうっすらと浮かび上がるサーフェス・ノイズにさえ音楽的な表情を与えてしまう FUMITAKE TAMURA (Bun) の音響彫刻は2012年の「Bird」、そして2013年の「Minimalism」といったソロ・リリース群を経てひときわ研ぎ澄まされたものとしてあらゆるサウンドの局面で表出している。そして、そこへ忍び込むHIDENKAによる選び抜かれた言葉の群れとその質量は、旧来的なヒップホップにおける「フロウ」という表現では到底追いつかないほどの生々しい脈動を潜ませていて、作品全体に異形の叙事詩性をあぶり出していく。藝術というものが直感と知性がせめぎあう狭間からこぼれ落ちる不可算かつ不定形の現象だと仮定するならば、FUMITAKE TAMURA (Bun)とHIDENKAという2人の濃密なスタジオ・ワークによって産み落とされたこのアルバムは、まさしくpiece of artと呼ぶべきものだ。 Text : Kohei Terazono
◆HIDENKABLACK SMOKER RECORDS所属、ヒップホップを出発点に音楽活動をスタートしたMC/プロデューサー。KILLER-BONGが太鼓判を押すその才能は間違いなく確固たる唯一無二の世界観を魅せつけている。別名義のソロプロジェクト「天国プランワールド(TENGOKUPLANWORLD)」、GOUKIとのラップグループ「DOOBEEIS」、最近では国内のインストゥルメンタル・ビートミュージックに焦点を当てた「Lazy Woman Music」への楽曲提供など様々な名義やスタイルで作品をリリースし続けている。
その音楽性で世界中から高いリスペクトを集め、国内外のレーベルから挑戦的な作品のリリースを続けている国内屈指のアーティスト。音の隙間に浮かび上がるノイズにさえ音楽的な表情を与えてしまう音の構築は、2012年の「Bird」、そして2013年の「Minimalism」といったソロ・リリースを経てひときわ研ぎ澄まされ、音響の彫刻として目の前に立ち上がる。クリエイティビティーを高く掲げた自身のレーベル "TAMURA" からの実験的な作品だけでなく、ヘヴィーなビートを抱えてL.Aの伝説的パーティー Low End Theoryへの出演を果たしている。Web : www.fumitaketamura.com
Track List
1.Rat
2.Aliboo
3.Otentosama pt.1
4.Cargo
5.BurstyBoy
6.PlayBoy
7.Pistol
8.SoulFire
9.AngelBird
10.Munenonakano Core
11.We will neva alone
12.LaidBack
13.Bboy
14.Otentosama pt.2
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